診療報酬改定に伴う看護配置基準の拡充や新卒看護師の早期離職者増加、潜在看護師の現場復帰の困難などを背景に、看護師の採用を積極的に取り組むところが増えてきています。また、在宅医療やホスピスの普及、介護福祉施設の増大、保育所の看護師採用増などにより活躍の場はさらに多くなっています。そのため、院内保育所・託児所や看護師寮を新設したり、認定看護師の資格取得支援制度を設けたりするなどの労働環境を改善する病院も増えています。このとこから、現在の看護師の職場選びの選択肢はかなり多くなっていると言えるでしょう。
さらに、人口1000人当たりに対する日本の医師の数は、2020年には経済協力開発機構(OECD)加盟30カ国中最下位に転落する可能性があるとみられています。国際的にみても医師不足なのは明らかなのですが、医師数を抑制しているのが実情となっています。それで、看護師の担う役割は必然的にますます重く、そして大きくなっていくことでしょう。